日本年金機構が提供する厚生年金保険・健康保険 適用事業所検索システムが2024年12月3日にデータ更新があった。
同システムでは事業所ごとに、厚生年金・社会保険に加入している被保険者数を確認することができる。
そこで100名近く待機部署に送られたという、株式会社バンダイナムコスタジオの被保険者数を調べてみた。
2024年10月〜12月の被保険者数の推移
2024年10月2日データ更新で1232名。
2024年11月5日データ更新で1211名。
2024年12月3日データ更新で1204名。
このように2ヶ月で28名減少している。
1000名規模の企業であれば、28名は誤差の範囲なのかは人によって受け取り方は異なるだろうが、OpenWorkの統計では平均年収625万円とのことから、このデータを信じるのであれば、この短期間で年間1億7500万円のコストカットに成功したということになる。
これは厚生年金・社会保険に加入条件を満たす従業員だけの統計なので、業務委託の方や未加入の非正規雇用は含まれないのと、日本年金機構のデータ更新には現時点とのラグが存在するので、留意が必要である。
2024年4月1日時点での公表では1,294名、90名減
株式会社バンダイナムコスタジオのコーポレートサイトには従業員数1,294名と記載されている。
約8ヶ月ほどで90名退職したということになる。
追い出し部屋は存在しないと公式に発表した株式会社バンダイナムコスタジオだが、100名近い正社員減に至った理由も発表してほしいものだ。
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