Leak Pressで引き続き内部告発を募集していたところ、複数の追加リーク情報と最新のリーク情報が寄せられた。

フルリモート解除について取締役に意見書を提出するも無視、且つ社員にも一切の説明がない

まずバンダイナムコスタジオの自主退職強要の最中の出来事。

いきなりフルリモート解除のお達しが出て社員が大混乱に。
ただ、あまりにも急で準備もできない、そもそもリモートワーク環境があるから同社に入社した人も多く、社員でアンケートを取り、意見書をまとめ代表した社員から取締役に提出。
アンケートも「絶対フルリモートを継続しなきゃおかしい!」という内容でもなく、「歩み寄りませんか?」という内容で解決方法を模索して「塩梅の良い方法をとりましょう」といったお伺いに近い意見書になっていた。
しかし、取締役は意見書に対しての返答をするわけでもなく、出社要請をゴリ押し。

なぜ、リモートワークじゃだめなのか、出社が必要なのかの説明もなく、トップの意見をおしつける会社にいることはできず、リモートワークという環境想定の採用で遠方に在住していたため、毎日オフィス出社することは難しく即退職することに。

バンダイナムコスタジオ限らず、リモートワーク・オフィスワークの就労環境の是非は、昨今の話題になっているが、リモートワーク解除でオフィスワーク(オフィス出勤)に回帰する場合、多くの会社が社員に説明をしている。
またオフィス出勤→在宅勤務→オフィス出勤と変移する場合は、元々の環境に戻るだけだが、バンダイナムコスタジオは、求人募集・採用時点で、リモートワーク環境であると募集をし、それで入社した社員もいる。
合理的な体制変更によるフルリモート解除の場合は、会社側から説明がおこなわれるが、意見書を無視し説明もないということは、自主退職を促すための体制変更ではないかという疑いがもたれる。

派遣社員、業務委託から徐々に切られていった(退職を迫る/退職せざる得ない状況に追い込む)と思われる。
会社相手に訴訟をしても、金銭的にも体力的も大手企業相手に個人が戦うのは現実的ではないため、多くの人が泣き寝入り状態。

バンダイナムコスタジオで犯人探しが始まる

企業の体質はそう変わらないのか。
昨日複数の報道機関が、バンダイナムコスタジオの自主退職強要や転職妨害について報じたが、バンダイナムコスタジオ社内では、早速内部告発者探しが開始された。
(そもそも事実無根の内容であれば、各報道機関や当サイトへ情報提供したものは社内にいないため、内部告発者を探すという行動にはならないはず。)

聞き取り調査やらPCの調査など、犯人探しのために色々行われている模様。
誰が内部告発したのか、人事やマネージャークラスが「犯人探し第一優先!」みたいに躍起になっているが、既に退職済みの人や、対象者が100名以上いることを考えると、告発者の特定は難しいと思われる。

今回の件で会社に対して、不満や恨みを持っている社員・元社員は沢山いるため、内部告発者を特定したところで、根本の解決には繋がらないだろう。
内部告発者を探す時間に労力を割くより、少しでも社員を大事にする気持ちを持ってほしいと、多くの社員は望んでいると思う。

Leak Pressは引き続き内部告発を募集していく。